サムピックについて愚痴る
アコースティックギターに限っての話ではあるけれど、ピックに関しては悩む。
アルペジオは普通は指で弾く。コードストロークは普通フラットピックで弾く。普通はね。が、随分前だけど、「アルペジオもピックで弾け!」と言っている人が居た。まあ大学の先輩だったんだけど、なんでかと言うと「指だと音が小さい」って。
まあそうかも知れない。柔らかい指で弾くよりは固いピックで弾いた方がクッキリとした大きな音が出る。でもピックで弾いたら1度に1本の弦しか鳴らせないじゃん、と思ったし、まあそれ以前に僕は不器用なので、ピックでアルペジオ弾くなんて芸当はムツカシクて出来なかった。
でも、ストロークはピック、アルペジオは指で弾いてると困るのは、曲の中で両方使いたい時。Aメロはアルペジオで、サビの部分は盛り上がってストローク、とかさ。
そんな時、僕はずっと人差し指の爪の部分を弦に当ててストロークしてたんですね。そしたらなんか爪がちょっと変形しちゃって、こりゃマズいな、と・・・・。
爪にコーティング剤みたいなマニキュア塗ったりしてみたけどあんまり効果無し。そこで、サムピックの登場なわけデスヨ。
が!どこまでも不器用な僕は、このサムピックがどうにも上手く使えない。何故か?
まず、固すぎるんデス!僕はフラットピックは一番薄いタイプをいつも使っている。Tと言う記号が書いてあったり、「THIN」と書いてあったりする。まあ、そのまんま「薄い」って事ですね。「MIDDLE」とか「HEAVY」とかはどうにも性に会わない。弦に引っかかるカンジがしてダメだ。
が、売ってるサムピックはどれもこれも「HEAVY」並みの厚さばかり。困るんデス!まあ親指をグルっと回って固定する部分が薄かったらポロっと取れちゃうだろうからあんまり薄くは出来ないんだろうと思う。
でもサムピック使ってる人たちは自分で削って薄くしてるらしいですね。だからまあそこは「工作」すればいいじゃん、って事になるんだけど、更に問題なのは、親指の角度の感覚が全然掴めないんですよ。
指でアルペジオする時の角度はこんなカンジですね。親指と弦の角度は45度くらいなのかな。
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で、よく売られているサムピックを着けるとこんなカンジになります。親指が随分と寝てしまっていますね。これより親指を立てるとピックが弦に当たらなくなってしまうので、これくらいが限界ですね、僕の場合は。
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ちなみにフラットピックの場合はこんなカンジですね。上の場合よりも更に親指は寝ていて、殆ど弦と平行ですけど、これでイインデス!ストロークですから。他の指は使わないんだから、問題無いデス。アルペジオの場合は親指と他の指が「協力して」動くんだから、親指だけ角度が変っちゃうと困るんですね。
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こんなピックもあります。これはフラットピックを親指に装着するイメージのサムピックですね。弦に当たる部分がフラットピックみたいなおにぎり型になってます。普通のサムピックよりは少し柔らかい気もしますが、親指の角度はやっぱり浅いです。「落とす心配の無いピック」としては使えますが、アルペジオ用にはやっぱり向かないです(僕に限っての話ですよ)。
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ある日こんなサムピックを見つけました。これはギタリストの打田十紀夫さんと言う方が考案したピックです。「TABスペシャル・サムピック」と言います。最大の特徴は、親指を巻いて固定している部分の長さが調整可能なんですね、ズボンのベルトみたいに。だから僕みたいに指の細い人間でもキツく締める事ができます。だからグラグラしないで結構安定します(なんか血が止まって指が冷たくなってくる気がするけど・・・)。が、それより更に僕にとって都合のいい特徴があって、弦にあたる部分に切れ込みみたいなのがあって、タッチが柔らかいんですね。つまり薄いピックに近いカンジでストローク出来る。
固いサムピックでストロークする時、困るのはダウンストローク時ではなくてアップストローク時なんです。弦をすくう様なカンジになって引っかかるんですね。フラットピックなら多少固くても、軽めに握る事によってタッチのカンジを軽く出来るんですけど、サムピックはそうは行かない。アップストロークでどうしても引っかかるカンジがする。この「TABスペシャル・サムピック」はスリットが入っているおかげでアップストローク時もあんまり引っかかるカンジがしない。これはいいです。でもこのピック、500円もするんです!普通の5倍。たっかいなあ・・・。しかも親指と弦の角度は相変わらず。
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で、先日見つけたサムピックは、かなりイイ!これはあの山崎まさよし考案のサムピックです。親指の角度は指弾きの時とあまり変らないですね。この角度なら早めのスリーフィンガーでも指がもたつく事なく弾けます(なんかまるでスリーフィンガー弾きこなしてるみたいな言い方だけど・・・)。が、厚みに関して言えば、やっぱりちょと厚い。ググってみると、なんと山崎まさよし本人も、削って薄くして使ってるって・・・・。じゃあ最初っからちょうどいい厚さで作ってくれよ!と。
ま、そんなこんなで、山崎まさよしピックを削って使うのが今の時点ではベストかなぁ、と。まあ、ストロークだけの曲は普通のフラットピック使えばいいし、アルペジオだけの曲は指弾きでいいやぁ、と思ってる。そのうち慣れてきて、フラットピックでも違和感無く弾けるようになったら、アルペジオだけの曲もサムピック使おうと思う。やっぱりベース音の「キレ」が出ていいカンジに弾けるんだよね。
と、普通にギター弾いてる人たちにとっては「コイツ何言ってんだよ?!」的な悩みでした。
最近聴いたアルバム
斉藤 和義:「Because」
吉田 拓郎:「午前中に・・・」
中村 まり:「Beneath The Buttermilk Sky」
拓郎は、相変わらずですね。もちろん力の抜け具合は歳相応だけど、良くも悪くも「拓郎」です。が、心配なのは体調ですね。入院こそしてないらしいけどツアーがキャンセルになってます。持病の気管支炎らしいけど、なんせ一度癌になってるし、清志郎の事が頭をよぎるなあ・・・。元気になって欲しいです。吉田拓郎は誰が何と言おうと今日の日本POP界の大恩人です。
中村まりって人は全然聴いた事なかったんだけど、「ミュージックマガジン」の評論を信じて買ってみました。びっくりしましたね。日本人でこの本格的なカントリーフォーク。英語も完璧(だと思う)です。本物ですね。ただ、出来れば日本語でも歌って欲しかった。あ、日本語で歌ったら「本格的なカントリー」じゃあなくなっちゃうか・・・。
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コメント
始めまして。そして、すごく共感します!
自分も、エレキもアコギも出来るだけ指で引きたいので、カッティング時には爪を使ってました。しかし同じく爪が削れて痛い。
そこでフラットピックやサムピックを一杯試したのですが、普通のサムピックは弦を打つポイントが下がってやりづらいのですよね!
ほんとに良くわかります。
そして山崎サムピックの登場なのですが、いかんせんでかい。もっと指の近い位置で、薄い当たりで・・・と頻繁に削ってイロイロ試すには、高い。同じプラスチックなのに。泣けてきます。
希望としては、山崎さんのピックよりも打点がさらに前で、指に近くて、薄いもの。ナカナカ難しそうです。
輸入物はないかと見てみたのですが、あまりないですね。何か情報がありましたら、また書き込ませていただきます。では。
投稿: 豆太郎 | 2009年11月 2日 (月) 18時50分
ですよね!同じ悩みを持つ人が居て安心しました。
やっぱり「自作」するしかないのかなぁ。平気で使ってる人も沢山居るんですけどね、サムピック。いわゆる「個人差」ですかねぇ。
投稿: 龍田 銀太郎 | 2009年11月 2日 (月) 21時08分
さっき思いついたのですが、サムピックに、好みの厚さのフラットピックを接着したらどうでしょう。好みの位置や形に加工しやすいかもしれないし、かえって安上がりかも。
投稿: 豆太郎 | 2009年11月 7日 (土) 20時15分
それデスヨ!僕もそれ考えてたんです。ホント。
で、引き出しのアロンアルファ引っ張り出して見たら固まってちゃったので、ちょっと後回し・・・。スミマセン。
投稿: 龍田 銀太郎 | 2009年11月 8日 (日) 21時04分