CHABOの頬を涙が流れ落ちる・・・

仲井戸"CAHBO"麗市はラストの曲を始める前、それまで浅めに被っていた帽子を目深に被り直した。顔は殆ど見えなくなった。僕はそれ程気にはしていなかった。それまでのCHABOの歌も演奏も素晴らしかったし、マリンバ奏者の新谷祥子さんのパーカッションのパフォーマンスも歌も素晴らしかったから、帽子の被り方なんて気にもならなかった(僕には)。

そして歌い始めた「君が居ない事に慣れるよう努力している・・・」と。そしてCHABOの頬を伝い落ちる涙。観客からも聴こえてくるもらい泣き。

CHABOは涙に濡れた目を見られないように帽子を被り直したのだ。

「君」と言うのはもちろん忌野清志郎の事なわけで・・・。

CHABOはライブの間中一度も、清志郎のキの字も言わなかった。その話題には全く触れなかった。でも、この、頬を伝い落ちる涙で千の言葉よりも、万の言葉よりも、CHABOの胸の痛みは伝わってきた。CHABOは清志郎が息を引き取る時、その場に居たのだ。

CHABOは自分の曲で「オレは生まれた1950年」と歌っているから、清志郎よりもひとつ年上なのだ。健康には気をつけて欲しいです。まあ清志郎も健康には気をつけていたみたいだから、人間は健康に気をつけようが、つけまいが、長生きする人はするし、死ぬ時は死ぬんだろうと思う。

で、CHABOもモチロン良かったんだけど、デュエットのマリンバ・パーカッション奏者の新谷祥子さんが、これまた良かったんです!

声は高橋真梨子風、歌い方はちょっと矢野顕子風。曲調は若干シュール、ってカンジ。「九州では初めて歌う」って言ってたから、僕は彼女の歌を生で聴いた数少ない九州人なわけですね。自慢出来ます。

いやぁ、日本にはまだまだ素晴らしいアーティストが沢山居るんですねぇ。これだから音楽は止められない。「まだ知らない名曲が沢山あるのかも知れない」と思っただけで、居ても立ってもいられない。中毒ですね。

今夜のライブ会場はビルボード・ライブ・フクオカ。昔のブルーノートです。8月でクローズしちゃうんですけどね。

アンコールも終わって、CHABOと新谷さんがお辞儀をしている間にスタンディングオベーションになって、もう満員の観客は総立ちだったんだけど、CHABOも新谷さんも下を向いていたのでそれに気付かず、顔を上げた時、会場が総立ちなもんだから二人ともビックリしていたのが印象的だった。

まあとにかく大満足なライブでした。

でも、今日は2回公演なのにこんなにアンコール何曲もやっちゃって、二回目の公演はちゃんとやれたんだろうか?CHABOは「二回目は3曲くらいしかやらない」なんて言ってたけどね。

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WALKMANが飛んでゆく・・・

僕は貧弱な男だ。いや、男だった。体脂肪率が11%、BMIが20なので、まあ「ガリガリのやせっぽち」ではないけど、どうもパッとしないので、暫く前からジムに通って筋トレなんかやっているのだ。

まあおかげで結構筋肉は付いて来て、胸板も厚くなってきたし腹筋もちょっと割れてきた。それはどうでもいいんだけど、ジムにはランニングのマシンが沢山あって(ドレッドミルって言うんですね、アレは)、オッサンやオバサンがふぅふぅ言いながら歩いているし、アスリートっぽい人達は軽快に走っている。

実は僕、アレをバカにしてたんですね。走ったり歩いたりするなら外でやりゃあいいジャン!と。ベルトの上を走るなんて、なんか車輪の中でグルグル走った気になってるハムスターじゃあるまいに、なんでおんなじ景色見ながらあんな事が出来るかね?と。

が、数ヶ月前に、なんとなくやってみたわけです。気分転換に。ハムスターじゃあねえんだよ、とか言いながら。

ハマりました。ハイ。スミマセン、今までバカにして。なんかね、車も来ないし何かにぶつかる心配もないし、快適なんです。そして、20分過ぎたあたりから、なんか気分が良くなって来て、「僕、いつまででも走り続けられるんじゃないの?」みたいな気になってくる・・・・。

それに、そのドレッドミルの前面にはテレビが付いていて、走りながら観る事が出来るんですね。でも僕はテレビなんか観ず、WALKMANを聴きながら、アルバム一枚分、とか言いながら走ったり歩いたりしてる。

アブナイですね。元々そんなスタミナのある男じゃないんです。足腰だって丈夫じゃない。むしろひ弱な男なんですよ。

そんな僕の頭の中をよぎる不安がある。もしあの上で転倒したら・・・・。

そう、あの上で走ってる途中に気分が悪くなったり足がもつれたりして転倒したら。ありそうな事態だけど、僕は見た事ない。けっこうな歳のおじいさんとかも走ったりしてるし、かなり太った人も走ってるけど、誰かが転倒してるトコなんて見た事無い。きっとあのジムが出来てから誰も転倒なんてしてないと思う。

僕が最初の・・・・・?考えただけでも恥ずかしいデスね。回転しているベルトの上で転倒、後方に吹っ飛ばされる僕・・・。

そして先日、ついに悲劇が現実に!!

いや、幸い、後方に吹っ飛ばされたのは僕本体ではなくて、WALKMANでした。ドレッドミルの前面パネルのとこに置いていたWALKMANが、コードが引っかかった拍子にベルトの上に落ちて、勢い良く後方に射出されましたね。カッコわるい・・・。

そこで、Bluetoothの登場なんです。A829にはBluetoothが付いてるんだから、使わない手はないでしょ!まあノイズキャンセリングは使えなくなるけど、WALKMAN本体が吹っ飛ばされるよりはマシ。

って事で、ジムでは新しく衝動買いしたX1060ではなくてBluetooth付きのA829が大活躍なわけデス。

最近聴いたアルバム・シングル

怒髪天:「ニッポニア・ニッポン」

高田渡:「FISHIN' ON SUNDAY」

中村中:「天までとどけ」

中村中:「あしたは晴れますように」

Cocco:「きらきら」

eastern youth:「旅路ニ季節ガ燃エ落チル」

Taylir Swift:「Fearless」

まきちゃんぐ:「愛の雫」

高田渡は前回紹介した「自由な奴」が収録されているアルバムです。

中村中は、僕はこの人、最初雑誌でインタビューと写真を見た時は、男の人なんだか女の人なんだか分らない人だなあと思っていた。で、まあ記事を読んだだけで歌を聴く機会は無かったんですね。で、先日ラジオで「友達の詩」を聴いてビックリしたんです。なんと美しいメロディー。儚げな歌声。詩の内容は拙いカンジがしたけど、楽曲としてはとても素晴らしいと思って早速購入。プロフィールも調べました。そうだったのかぁ・・・。良く分らなかった筈だなあ、と。このアルバムには「友達の詩」と、もうひとつ名曲がある。最後収録されている「愚痴」って曲。これはねえ、メロディーが凄くいいんです。スケール感のあるメロディ。なのに!何故か詩が妙にスケールが小さくて、とってもアンバランス。名曲なんだけど、出来れば詩を差し替えて欲しい気がする。そんな事思うのは僕だけですか?

まきちゃんぐは、シングルなんだけどアルバム待てなくて買いました。何故かダウンロード販売もしてなかったし。そう、ケチでシングル買わない僕が買っちゃうほど、まきちゃんぐはいいです!もっと売れていいと思います。vapさんもっとプロモーションしてあげてください。

Taylir Swiftいいですねぇ。何がいいって、カワイイ!いや、歌もいいです。でもカワイイ。

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豚汁ライス

マイケル・ジャクソンが急死したと言うのに、なんだよ「豚汁ライス」って・・・。とお怒りのあなた、まあまあ。

インターネットで色々調べたり、掲示板で広範囲の不特定多数の人にものを尋ねる事が出来るようになったお陰で、「長年の疑問」が解決するようになった。本当に喜ばしい事だと思う。

もう何十年も昔、ラジオで聴いて、忘れられない歌があった。ワンフレーズしか憶えてなくて、随分あちこちで尋ねても誰も知らなかったし、ネットでも何度も質問したけど、ずっと分らなかった。こんな歌。

「一日ラーメン二杯と豚汁。二日に百円あれば、世の中明日があるな」

昨日、ついにこの歌の詳細が判明したのです。Yahoo知恵袋のお陰。タイトルは「自由な奴」。歌っていたのは高田渡。歌詞は僕の記憶とちょっと違っていて、「豚汁」ではなくて「豚汁ライス」だった。豚汁より豚汁ライスの方がもっと凄い。

で、驚きだったのは、この、何年も僕の心を掴んで話さなかったこの歌詞を書いたのが、永山則夫だったと言う事。

永山則夫とは?、もし知らない人が居たらウィキペディアをご覧ください。

作詞が永山則夫だと分った時、僕は改めて確信した。本物の言葉は人の心を掴んで離さないのだ。魂から湧き上がってくる言葉が詩になった時、本当に強い力になるのだ。

この詩は恐らく35年くらい前に書かれたと思う。この歌が入っているアルバム「FISHIN' ON SUNDAY」は1976年発売で、永山則夫が逮捕されたのが1969年だから、その間に書かれたはずだ。

まあこの歌詞は永山の子供時代の思い出じゃないかと思うけど、「二日に百円あれば世の中明日がある」ってのは、凄いと思う。2番の歌詞には「赤坂・銀座歩いて10円拾えりゃ申し分なしで言う事なし」ってある。物価が10分の1だったとしても(大体それくらいかな?)、一日500円で希望があって、100円拾えたら申し分ないって、なんと強い人でしょう。

で、日本人がみんな中流意識を持てたバブル期を経て今現在、一日にラーメンと豚汁ライスのみって人間がまた沢山巷に溢れているんじゃないですか?明日はありますか?100円くらい拾えたら、申し分なしで言う事なしって、言えるんでしょうか?もしかしたら永山則夫が嘗めて来た境遇より、悪くなったりしてませんよね?

いやそりゃね、永山は人殺しですよ。それは間違いない。許されることではない。だけど永山の作った作品は、それは独立して評価されるべきでしょう?そして、永山の生い立ちや犯した罪や、その後の心境の変化を知った上で作品と対峙するならば、やはりそこには魂の叫びが聞こえてくるし、平凡で平穏な人生を漫然と送っている僕のような人間は、やはり立ち竦んでしまうのです。

永山則夫は1997年に処刑されました。

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弾いて歌って、ボブ・ディラン・・・って

先日ボブ・ディランの「あるようでなかった画期的な1冊!弾き語り譜+原詞+写真&曲解説+証言」と言う触れ込みの本が出たらしいってんで、買いに行ったんですね。楽譜なので楽器屋に置いてあるだろうと思って行ったけど、一軒目には見当たらなかった。二軒目にも見当たらなかった。三軒目も無かったので、ウンザリしてamazonで注文。今日届いたわけです。

「なんで店員に尋ねないんだよ?」って事なんですが、僕には「『弾いて歌って、ボブ・ディラン』はありますか?」なんて、恥ずかしくて訊けなかった。でしょ?

なんなんですか?この邦題は!原題は「100 SONGS,PICTURES & COMMENTS」とマトモなのに、「弾いて歌って・・・」って・・・。まあある意味分りやすくてノリもいいかもしれないけれど、やっぱセンス無さ過ぎだと思います。

で、実物はと言うと、ちょっと小さいし分厚いので、まるで交響曲のスコアみたいになっちゃってる。でも豊富な写真と(モノクロだけど)解説、それに色んな人や本人のコメントはとてもいいです。特に写真は、始めて見るものもあったし。

まあね、楽譜って言うか、弾き語り譜はどうでもいいんです。元々ディランの曲は簡単なコードばかりで、出てくるコードも少ない。それにちょっとネットで検索すれば歌詞もコードも幾らでも見つかるからね。

ちょっと気になる、って言うか、若干の不満は、表紙に写っているギターがGibson:J-45と、おそらくは20代の頃のディランの写真。僕の「思い込み」では、この頃ディランはJ-45は弾いていなかったんじゃないだろうか?デビュー時に弾いているギターは一見J-45に見えるけど、あれはJ-50です。何故なら、あのギターはトップのフィニッシュがナチュラル仕上げだったけど、この本の表紙のギターはサンバーストだからね。当時はナチュラルフィニッシュのJ-45は無かった(らしい)。ブリッジの形状もちょっと違う。せっかくなら表紙はJ-50にして欲しかったです。って、まあそんな事言う人は誰も居ないだろうけど。

ついでに言えば、ディランはギターには、少なくともアコースティックギターに関しては、何のこだわりも無かったと思う。ギターにこだわるアーティストは多い。色々薀蓄を傾けたりもする。でもディランに限っては、ギターなんか何でもいいと思っているフシがある。ディランがギターに関して語っているのなんて聞いた事が無い。

色んな写真を見ても、ディランの弾いているギターには一貫性も何もない。Gibsonも弾いているしMartinも弾いている。YAMAHAだって弾いてるし、DON MUSSERなんて珍しいギターも弾いてる。これはあのライブ・エイドで酔っ払ったキース・リチャーズとロン・ウッドをはべらせて弾いてたヤツですね。で、弦が切れちゃって散々だった、と。

まあつまり、音さえ出れば何でもいいんじゃないでしょか?

話はそれたけど、「ディランファンならとりあえず買っとけ」的な一冊だと思います。

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気にならない人 パート2

自慢じゃないけど僕は神経質だ。気が小さい、とも言える。

僕の携帯電話は大抵の人が持ってるみたいな折り畳み式じゃなくて、液晶画面がむき出しのタイプ。つまりWALKMANみたいなカンジ。で、大抵の人がやってるみたいに、携帯の液晶画面にも、WALKMANの液晶画面にも「保護シール」を貼っている。キズ付いたらヤだからね。まああのディスプレイ部分はかなり固くて、簡単にはキズ付かないみたいだけど、まあ「備えあれば憂いなし」だから。

で、神経質な僕は、その保護シートを貼るのにもかなり気を使う。ほんのちょっとでも気泡とかホコリとか入ってると、許せない!最近のは何度でも貼りなおしが出来るので「完璧」に貼れるまで僕はやり直す。だから僕の携帯もWALKMANも、まるでシートなんか貼ってないようにキレイに貼れてる。そして、僕はみんなそうだと思っていたんだけど・・・。

先日、地下鉄で僕の隣に座っていた男子高校生の携帯見てビックリした。保護シート貼ってるんだけど、もうね、気泡入りまくり。ありえな~い!ってカンジ?

つまり、そんな事あんまり気にならない人も居るんですね。それに、WALKMANとかのコードも、よじれたりしてるのがイヤで、しょっちゅうよじれを直してるんだけど、やっぱり地下鉄の中で、これはなんか若い女の人なんだけど、よじれてるなんてもんじゃなくて、からみまくってて、途中に結び目までできてた。気にならないんだなあ・・・・。

まあ、そんな気泡とかよじれとか気にならない人の方がシアワセで長生き出来るんだろうとは思うけどね。

最近聴いたアルバム

山崎 まさよし:「アレルギーの特効薬」

大西 ユカリ:「HOU ON」

「HOU ON」ってのは「報恩」の事らしい。まあ大西ユカリって人がどんな人かはググってもらえば分るんだけど、このアルバムは最初の2曲くらい聴いて「なんだよ演歌じゃん」とか思ってちょっと聴く気を失いかけたんだけど、聴き進むうちに味わいが出てきました。って、それこそ「演歌」か・・・・。

ま、とにかくコッテコテの大阪テイストなんだけど、カヴァー曲も入ってて、なんと中山ラビの「その気になってるわ」とか歌ってる。どこから見つけてきたんだろ?あと、「本牧メルヘン」とか、なんか涙もんですね・・・。

秀逸なのは「新世界」って曲で、「串かつにソース二度漬けしたら怒られる・・・」みたいな歌詞があって、イイです。

僕は大阪はキライだけど好き。なんだそりゃ?ってカンジだけど、僕にとって大阪、とりわけ新世界界隈ってのは、バンコクとかホーチミンみたいなとこ。つまりもう外国なんですね。だから大阪に行くのは海外旅行、しかもヨーロッパとかではなくて、ちょっと猥雑な東南アジアのカンジです。

好きじゃない筈のジャンルなのに好き、と、山崎まさよしが色褪せる勢いのアルバムでした。イヤ、山崎まさよしもモチロンいいです。

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ダサいはずのカポタスト

斉藤和義の「幸福な朝食、退屈な夕食」って歌に「ダサいはずのカポタスト」って歌詞がある。そう、僕も最初は思っていたのデス、「カポタストって、どうなの?」と・・・。

カポタストの役割はふたつ。「キーを変える」「コードを変える」。まあこのふたつは「同じ事」だと言えばそうなんだけど、コードを変えるってのは、例えば「Fのコードはムツカシイからカポを5フレットに付けてCで弾いちゃえ!」って事デスネ。

「FがCになったって、他のコードはどうなるんだよ!別のコードがFになったり、B♭になったらどうすんだよ!」って言う人はあんまりギターで弾き語りしない人ですね、きっと。カポ5でFになるって事は元はB♭で、B♭になるって事は元はE♭ですね。キーFの曲にB♭とかE♭は滅多に出てこないです。あんまり心配はないですね。

が、つまりその「ムツカシイから簡単にする」ってのが、どうなのか?って事ですよ。FだろうがB♭だろうがE♭mだろうが練習して押さえられるようになれや!って言われたら、どうしよう・・・。つまり難しいコードから逃げているわけだから「ダサいはず」と斉藤和義は歌っているんです(と、思う)。

が、斉藤和義は「ダサいはず」とは言っているけど「ダサい」と断定はしていない。ここに一縷の望みが・・・・。

僕も最初は「いいんだろうか?こんな安易な道を選んで」と思っていたし、エレキを弾いている友達からはどうも白い目で見られていた気がしていた。が、そんな僕の思いを吹っ切ってくれたのが、マーク・ノップラーでした。

僕がエレキギターにカポを付けている人を初めて見たのがマーク・ノップラーでしたね。「どんだけ昔の話なんだよ!」って事でしょうが、まあいいじゃあないですか。

だが!それ以上に僕に「カポタストはカッコ悪くない!」って確信を持たせてくれたのは、はい、誰あろう、他でもない、ボブ・ディランその人でしたね。

「ドント・ルック・バック」のDVDでもハッキリ観る事が出来るけど、1960年代、最高にカッコよかった時代のディランは、くるくるパーマに黒いレイバンのサングラス、水玉のシャツにジャケット、とんがった靴、そして黒いテレキャスにカポ付けて、更に、ハモニカフォルダーまで首からぶら下げてた。そう、エレキにカポ付けてもいいんデス!しかも、ハモニカフォルダーだってぶら下げていいデス!

エレキに付けていいんだから、アコギにカポ付けてダサい訳がない!斉藤和義も分っているから「はず」とは言っても断言はしていないんだと思う。

じゃあ斉藤和義はカポ使っているか、いないか。使ってますね、はい。「ウエディング・ソング」のジャケ写に不鮮明だけど見える。でも実際に「ウエディング・ソング」を歌う時は付けてないからこの写真は違う曲を弾いてるんだろう。

まあそれはいいとして、「カポタストはダサいはずだけど、ダサくない!」と言う事ですヨ。

では、最近聴いたアルバム

チャットモンチー:「耳鳴り」

怒髪天:「桜吹雪と男呼唄」

キセル:「旅」

サンボマスター:「君を守って 君を愛して」

King Crimson:「In The Court Of The Crimson King」

Frank Zappa:「Shut Up 'N Play Yer Guiter」

なんだよ今更ザッパとかクリムゾン聴いてんのかよ!って、ええ、そうですよ。しかもずっと僕は「キング・クリムゾンの宮殿」だと思ってましたよ、ええ。「クリムゾン・キングの宮殿」だったんですね・・・・。キング・クリムゾンもザッパも超有名ですけど、そんなにいいかなあ?いや、いいんですけど、それほど?って気も、しなくはない。まあ当時は物凄い事だったんでしょうね。でも、長く聴き続けられるべきアーティストだとは思います。

サンボマスターは久々の新譜だったけどシングルなのでダウンロード購入。アルバム出たらCD買うから、シングルは安く上げます。ケチですなあ。期待して聴いたけど、歌詞が有り勝ちなラブソングだったのでちょっと残念。アルバム待ちですね。

チャットモンチーはけっこう歌詞が好き。このアルバムじゃないけど「わたしが神様だったらこんな世界は作らなかった」とか、いいと思います。

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気にならない人

僕が貧乏ながらも、安いシステムで少しでもいい音を鳴らそうとチマチマと努力をしていると言うのに、そんな姿勢をあざ笑う人も居るのだ。

何百万も何千万もするオーディオシステムを買えない僕としては、コーデックがどうだこうだ、変換ビットレートがあれだこれだ、ディジタルアンプだなんだかんだと弄繰り回しているわけだけど、世の中には「音質」なんてものに全く無頓着な人も居るのだ。

僕が愚かな無駄遣いを繰り返したもんだからWALKMANが余っていた。そこで、NW-A808をある人にあげたのですね。いや、僕はケチだからあげたんではなくて「永久貸与」デス。まあ返してもらう事はないだろうけど。

その人は16歳の女子高生なわけですが、その女がまた、まあ音楽は好きなようなんだけど、「サウンド」と言うものを一体どう考えているのか!と言いたいのデス。

ATRACの48だろが256だろうがぜ~んぜん判らないんだから。大体、その女が普段CD聴いている「ラジカセ」がヒドイ。なんかスピーカーの上に毛布でもかけてるんじゃないかってカンジのこもった音が鳴ってる、やっすい「ラジカセ」なわけですよ。まあ「カセット」は付いてないからラジカセとか言わないんだろうけど、何て言うのかな?とにかく考えられない様なヒドイ音。僕がもっといいオーディオセットで聴けってのに、「これでもいいじゃん」とか言う。ムッカー!

でも考えてみたら、「サウンドにこだわる女」って、あんまり聞いた事無いよね。まあ居るに決まってるんだけど、少なくとの僕の周囲に音質がどうのこうのと言ってる女はいない。なんでだろう?

で、何が愕いたかって、そのJKはステレオとモノラルの違いが判らなかった!「ステレオって何?」とか言う。

しかし、しかしですよ。良く考えたら彼女は平成生まれ。モノラルサウンドを聴いた事が無いのですね。

AMラジオとかも聴いた事無いみたいだし、テレビだって音楽は基本的にステレオサウンドで流れて来る。

「モノラルって何?」とか言うから「テレビドラマなんかの音はモノラルで、CMになったらステレオだよ!」って教えるけど全然上手く説明出来てないな・・・。って、最近はテレビドラマも殆どステレオなのかぁ。

「だから、ステレオだと左右から違う音が出てて、モノラルは右も左もおんなじ音が出てるでしょ?ステレオは音が左右に移動するけど、モノラルはしないんだよ」とか説明しても、なんかピンと来てないなぁ。

で、なんで僕がステレオとかモノラルとかの話をしたかと言うと、ここからが本題なわけですが、ビートルズの全アルバムがリマスターされるんですね。はい。

まあ4月には発表されてたニュースですが、今更ながら愚痴らせてもらいます。

僕はビートルズのアルバムの最初の4枚はモノラル録音だと思っていたんだけど、ステレオ盤もあるんですね。知らなかった・・・。元々の録音が4トラックで行われて居るから、マスターテープさえあればいつでもステレオリミックス出来るわけですね。

けどね、困るんですよ、今更。ボブ・ディランにしてもビートルズにしても、今更ディジタルリミックス出されても、また買い直せってんデスカ?!

そうやって愚かなリスナーに無駄遣いさせて儲けようって魂胆なんだから、悔しいなあ。

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KiSS KiSS xxx・・・?

ラジオを聴いていて、「おぉ!伊藤由奈が進化している!」と思ったら伊藤由奈ではなくてMiChiと言う人でした。曲のタイトルは「KiSS KiSS xxx」と言う軽快なポップスで、速攻でmoraでダウンロード購入。かなりイイです。

カンジとしては伊藤由奈とLOVE PSYCHEDELICOを足して2で割ったような・・・。まあノリノリです。声のカンジも好きでした。

イギリス人と日本人のハーフで、イギリス生まれの日本育ちでどうやらバイリンガル。英語の発音いいわけです。が、まだあんまりリリースしてないんだけど、タイトルが「ChaNge the WoRLd」とか「KiSS KiSS xxx」とか「MiChi MadNesS」とか、つまり大文字と小文字を適当に混ぜているのが特徴。って言うか、これってもしかしてネイティブではこんなのが流行っているのカナ?

まあなんにせよ注目しておくべきでしょう。

で、最近聴いたアルバム

MiChi:「KiSS KiSS xxx」

YUI:「MY SHORT STORIES」

怒髪天:「プロレタリアン・ラリアット」

THE BLUE HEARTS:「HIGH KICKS」

都 はるみ:「花はあなたの肩に咲く」

SUPER BELL"Z":「東横特急」

キセル:「近未来」

二階堂 和美:「また おとしましたよ」

大塚 愛:「LOVE LETTER」

「コラまたどさくさに紛れてなんだよ都はるみってのはよぉ!」と言われそうですが、これはベスト盤ですから。まあ、なんかちょっと聴いてみたくなっただけ。

それより怒髪天ですね。このバンドは以前から名前だけは知っていたんだけど聴いた事無かったんで、聴いてみました。好きです、けっこう。

このバンドは、何か特別な事をしているわけではないし、プリミティブなジャパニーズロックだし、まあ言ってしまえばどれもこれも、いつかどこかで聴いた事あるようなフレーズばっかりなんだけど、とにかくオッサン達が気持ちよくウタッテいる。聴いているこっちも楽しくなってくる。これは大切だと思う。気持ち良さそうに、楽しそうに歌っていて、その気持ちが聴き手にも伝わってくる。いいバンドだと思います。

それと二階堂和美。あんまり有名では無いと思うんだけど、とにかくヘンな女です。実は先日この人のライブを聴いて、中々良かったのです。CDよりもライブの方が断然歌が上手かった。これは珍しい例でしょう。普通逆だからね。

そのライブの「タイバン」だったのがキセルです。名前も知らなかったし、当然初めて聴いたんだけど、印象に残ったのでCD買ってみました。実に眠たくなる一枚です。それはそれでヨシ。

と、まあ、そんなこんなで、ワールドカップ出場できて良かった~!

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やっぱりボブ・ディランは・・・

昨日、Bob Dylanのニューアルバム「TOGETHER THROUGH LIFE」買って来ました。本当は今日が発売日なんだけど、まあ大体の場合は前の日から買えるよね。

ディランの新曲を聴く時は注意しないといけないのだ。「これはディランの新曲だ」とか思って聴いてしまうと、先入観があるのでその曲に対する評価が30%くらいアップしてしまう。だから「これはどこの誰とも知れないオッサンの歌だ」と思い込んで聴く事にしてる。

で、それでもなお、スバラシかったデス。やっぱりディランは天才だと思った。

まだ3回くらいしか聴いてないけど、今回のアルバムは全体的にアップダウンの少ない曲構成になってる印象がある。どの曲も均等に素晴らしいと思う。なんかね、アルバム全体でひとつの組曲みたいなカンジがするし、聴いていて心地よいので、最後の曲が終わると「え?もう終わり?」って思う。楽しい時間はすぐに過ぎ去ってしまうのだ。

そう、僕が聴きたいのは、何度でも聴きたくなる曲。この曲がいつまでも終わらなければいいのに、と思わせる曲なのだ。このアルバムはまさにそんなアルバムだ。

だが、実はこのアルバムは45分27秒しかない。実際、本当に短くて「すぐ終わってしまう」のだった・・・。それでも素晴らしさに変りは無いノダ。

で、僕はいつもWALKMANで音楽聴いてるもんだから、よく周りから「誰が好きなんですか?」って訊かれる。好きなアーティストなんて沢山居るから答えるのはメンドクサイんだけど、そこは人間関係とかもあるので「かんけーねぇダロ!」とかは言わない。「ボブ・ディランです」と答えておくと実に都合がいいんだね。

そんな時「泉谷しげるです」とか答えるのは恥ずかしい(泉谷さんゴメン!)。泉谷の音楽を良く知っている人ならまあ納得もしてもらえるだろうけど、ミュージシャンとしての泉谷を良く知らない人にとっては、タダの「頑固で物分りの悪い、粗暴で酒の飲めないジジィ俳優」なので、ヘンな顔されたりする。実際された事あるしね。

でも「ボブ・ディランです」と答えておくと、良く知っている人ならモチロン納得。名前は聞いた事あるけど良く知らないって人も、まあ知ったかぶりして納得。ボブ・ディランなんて聞いた事も無い、って人でも、なんとなく納得、ってカンジになる。人間関係も円満だ。

と、言う事で、最近聴いたアルバムはこれ一枚特別編!

Bob Dylan:「TOGETHER THROUGH LIFE」

バックに流れるアコーディオンの調べが実にいいんデスヨ。

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NW-X1060に関して愚痴る

喜び勇んで、「無駄遣いすんな!」の内なる声に耳も傾けず購入してしまったWALKMAN、NW-X1060。音質的には「まあまあ」満足なんだけど、それ以外の部分で不満が多々ある。

まず、重たい!大きさはA829と殆ど変らないのに、59gからなんと98gに重量アップ。僕は物をよく落とす。落とすと言うのは「紛失」じゃなくて、取り落とすのだ。僕は今まで色んなものを落として壊してきた。手の力が弱いとかじゃなくて、なんて言うか、まあ「どん臭い」って言うか・・・。

で、こんなに重かったら、きっと僕は何度も落としてしまう。いや実際もう地下鉄の中で落としたし・・・。

次、アルバム名とか曲名とかが表示文字数を越えている時、A829はスクロールしてくれたけど、X1060はしてくれない。だからいちいち「詳細表示」をしないと正確なタイトルが分らない。

次、再生メニューの中に「最近転送したアルバム」って項目が無くなった。何千曲、アルバムで言えば何百枚分も入っていて、しょっちゅう新しいアルバムを転送している僕にとって、「最近転送したアルバム」はとても重宝していた。新しく手に入れたアルバムを聴く時便利だったのに・・・。

そしてこれが一番困るんだけど、「評価機能」が無くなった!

これは、Aシリーズには曲ごとに☆を1つから4つまで付ける事ができた。これはとてもいい機能だった。僕はこれで気に入った曲に☆をつけて、それが管理ソフトのSonicStageに反映されるので、それを利用して「プレイリスト」を作っていたんだ。

Bob Dylan Bestとか中島みゆきBestとかユーミンBestとか、「寝る時聴く曲集」とか作ってたのに。

え?そんなの憶えてるだろって?イヤイヤイヤ、僕は憶えられません。例えば、Bob Dylanは600曲以上。中島みゆきは470曲以上、ユーミンは450曲以上ある。その中でどれが好きな曲だったか、まあ邦楽だったらけっこう憶えているけど、洋楽だと無理。文字通り「万とある」曲の中で好きな曲を全部記憶しておくなんて事は、僕には出来ない。自慢じゃないが僕は物覚えが悪い。

そこでこの「評価機能」は便利だった。まあ要するにチェックマークを付けられればいいだけなんだけど、そう言ったカンジの機能はX1060には無い。Aシリーズにはなんと、「削除予定に登録」とか言う「ダメ出し」機能まであったんだけどな。

Xシリーズはワンゼグ録画とかFMラジオとか色んな機能満載にしたもんだから、「小技」的な機能は切り捨てられてしまったみたいだ。

「小技」好きな僕としては実に残念なのダ。

と、言う事で、X1060で聴いたアルバム。

The Eagles:「The Very Best Of The Eagles」

山下 達郎:「COME ALONG」

Leyona:「MUSICSMAGIC」

鬼束 ちひろ:「X/ラストメロディー」

佐野 元春:「his words and music」

山崎 まさよし:「BULUE PERIOD」

SUPER BELL"Z:「MOTO(e)R MAN 鉄子の旅」

大滝 詠一:「Niagara Moon 30th Anniversary」

新しいWALKMANを試したくって古いアルバムとかベスト盤とか色々聴いてみました。が、今回の注目はなんと言っても鬼束ちひろのニューシングル。「X」よりはカップリングの「ラストメロディー」の方が「らしくって」好きでした。この人はドラムスが似合わない女性だなあと思った。やっぱりピアノと弦が合う。

Leyonaのカヴァーアルバム「MUSICSMAGIC」も新譜。先日つるの剛士のカヴァーアルバムをちょっとけなしたら、なんとそのアルバムでもカヴァーされていた「歩いて帰ろう」をLeyonaもカヴァーしてました。こう言うのをカヴァーって言うんですよ。まあ又ちょっとけなしちゃうけど、つるの剛士のはカヴァーって言うより「カラオケ」に近いと思うんだよね。まあ自分でギター弾いてるみたいだけど。つるの剛士にはもっとオリジナリティ出してガンバッてもらいたいです。でもこのアルバム、歌詞カードもライナーノーツもな~んにも付いてないんだよね。透明CDケースのまんま売られてた・・・。「Limited Edition」とか書いてるけど、ちっとも嬉しくないデスヨ。

佐野元春は久し振りに聞きました。これの正式なアルバムタイトルは「The 20th Anniversary Edition 1980-1999 his words and music」です。長い!WALKMANのAシリーズ殺し。タイトルが長すぎて、WALKMAN本体では認識できないらしく、DISC1と2が混ざって転送されちゃいました。まあ別にいいけど。

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